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   2005年7月15日号
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防衛庁環境月間
<共済組合本庁支部>
ハイブリッドカーなど展示
厚生棟前で低公害車を展示(本庁支部)
 防衛庁共済組合本庁支部は、6月の防衛庁環境月間の一環として、6月20日〜24日までハイブリッドカー等低公害車の展示会を防衛庁(市ヶ谷)厚生棟前で行った(=写真)。
 展示会場にはトヨタ・プリウスやホンダ・オデッセイ、日産ティーダ、マツダ・デミオなど4社計17車種が日替わりで展示され、どの日も大勢の見学者で賑わっていた。
 本庁支部では他にも直営売店に環境コーナーを設置するなどして、環境保護についてのPRを行った。
「クリーン作戦」で市ヶ谷地区を美化
清掃活動に励む隊員たち(中業支)
 中央業務支援隊は6月17日、環境省が主唱する環境月間に伴い「身近なところから始めよう!ゴミ拾い、除草から」をスローガンに、市ヶ谷駐屯地のクリーン作戦を実施した。
 この日は、梅雨の中休みの蒸し暑い日となったが、隊員達はタオルで滴る汗を拭いながら、黙々と駐屯地の美化に励んだ。
 各地域から集められたゴミや落葉は約3500リットル、ゴミ袋50枚相当にもなり、ゴミ処理室へ集積され、クリーン作戦は無事終了した。

雪月花
 子供の数が急激に減っている日本。20年後には人口の減少がはじまるという。筆者が結婚したとき陸自のOBの方にいわれたことを今でも憶えている。子供は最低3人はつくりなさい、二人だと日本が滅びてしまう、夫婦どちらかに何かが起こらないともかぎらないからといわれた。今、30数年前の警句が事実となった。結婚しない若者がふえているのが一番の原因だが、友人の娘さんに結婚しない理由をきいてみた。「朝起きてきたらごはんはきちんと出てくるし、勤めから帰るとお風呂がわいていてテレビを見、洗濯ものは洗濯機に放り込めばOK、こんな素敵な生活をすてられますか?」彼女一流のジョークかもしれないが、生活の保障がない、子育てに自信がないという、若い人たちを代弁しているようにもみえる。同じ危機感をもったフランスは出産手当や育児手当をふるまったり、若い労働者の就業時間の短縮もして、いまや人口増加国になっている。閣僚のひとりは、これでヨーロッパの牽引役になれるとよろこんでいる。人が資源だと言っていた日本、最近の厚生省発表でも1人の女性が生涯に生む子供の数は1・29人だという。一般的な方程式にあてはめると1+1=1・29なのだからまもなく日本の人口は半分近くになる。真剣に取り組まなければならない問題だ。(所谷)
 前号で「クールビズと制服の人たちのオープンシャツを同列に扱った」ことは不謹慎とのご指摘が読者からありました。

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