防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2005年5月15日号
1面 14面 15面 17面 18面 19面 20面

<地連・東西南北>
「国民保護法」への第一歩
<富山>
 自衛隊富山地方連絡部(部長・篠原1陸佐)は4月7日、全隊員を対象の「国民保護法」に関する教育を実施した(=写真)。
 国民保護法が施行され、国民保護に関する国の「基本方針」が示されたことにより、今後は法律の内容について理解を深めることは必要不可欠であり、3・4月の定期異動直後の時期に行われた。

「個人情報保護法」教育
<山梨>
 山梨地連(部長・竜嵜事務官)は4月5日、4月1日に施行された「個人情報保護法」についての教育を地連部員総員に対して実施した。個人情報保護法「立法化の背景」「安全確保や個人情報の開示」「旧法と新法の特色や相違」「罰則」について事例を用いながら説明を行った。説明を受けた部員は「個人情報はとても身近な問題なので真剣に取り組んでいきたい」「以前は問題とならなかったことも今後は罰則の対象となる。自分の不注意・理解不足により法律に触れることがないように気を付けていきたい」と個人情報保護法の重要性を痛感していた。地連では、パソコン内の点検や個人名簿管理の指導を部員一人一人に対し徹底して行い個人の意識向上を図っている。

隠岐地区に防衛協会設立
<島根>
 島根県隠岐地区防衛協会(会長・吉崎博章氏)の設立総会が4月9日、隠岐文化会館で実施された。来賓には美保基地司令(飯田1空佐)、米子駐屯地司令(日根野1陸佐)、高尾山分屯基地司令(田上2空佐)、島根地方連絡部副部長(伊藤防衛庁事務官)が参加した。
 吉崎会長は「国境である隠岐での防衛協会の設立を有意義なものにしたい」と挨拶し、美保基地司令と高尾山分屯基地司令から「隠岐地区は防衛上の要衝であり防衛協会が設立され、自衛隊と国民の橋渡しとしてご協力いただけることは大変有難く心強い」と期待を述べた。

体験搭乗と青年防衛講座
<秋田>
 秋田地連(部長・幕田1空佐)は4月16日航空自衛隊秋田救難隊で、三沢ヘリコプター空輸隊所属の大型輸送ヘリコプターCH−47Jによる体験搭乗を実施した。参加者は、大学生や募集・援護協力者等60名。当日は雲ひとつない絶好のフライト日和。搭乗者は、普段自分が住んでいる町並みを上空から興味しんしんに眺め、それぞれに記念写真を撮るなど約20分間の大空の旅を満喫していた。
 その後大学生は、青年防衛講座として、隊員食堂での体験喫食や、会議室において、募集隊員から自衛隊の概要,活動状況及び幹部候補生の制度などの説明を受けた。参加した大学生は、「自衛隊を身近に感じることができた」、「大空から自分の学校を見ることができてよかった」などの感想を話していた。秋田地連では、今回参加した大学生が、一人でも多く幹部候補生を受験し、合格してくれることを期待している。

四万十川観覧〜CH−47J搭乗
<高知>
 高知地方連絡部(部長・水島達人1陸佐)は、4月23日航空自衛隊春日ヘリコプター空輸隊と航空自衛隊土佐清水分屯基地の支援を受け、CH−47Jの体験搭乗を行った。
 当日は、快晴で風は南西からの微風、気温も20度前後と気候に恵まれた。参加者は60名で、体験搭乗は30名ずつ2組に分かれ実施され足摺岬、四万十川上空を経由して日本最後の清流四万十川の絶景を上空から満喫し基地に着くコースで実施され、体験搭乗終了後は「自衛隊の試験を受けてみようかな」と若者の話も聞かれた。

<兵庫地連>
入隊激励会にジャズバンド
 淡路地区入隊予定者歓迎会が3月13日、ミツ精機株式会社において協力団体の主催により開催された。激励会には町長など各市町の代表者や各高校の校長、兵庫地方連絡部長(増子・1陸佐)ほか多数の来賓が参列し国家斉唱の後、来賓祝辞、激励品授与が行われた。
 入隊予定者かせ紹介される際、各校の校長先生たちの間で「あれはうちり生徒です」と小声でささやき合う場面も見受けられ、教え子が社会に羽ばたこうとする姿とそれを多くの人が激励してくれる喜びを隠せない様子であった。
 また、柳学園ジャズバンド部の部員18名は得意のジャズ4曲を披露し、先輩達を激励した(=写真)。淡路島は昨年10月の台風23号により被災し災害派遣部隊として姫路の第3高射特科大隊が約1時間にわたり救難活動を実施したが、粛々と作業に当たる隊員達の姿が記憶に新しいのか曲目を紹介する生徒の口から「立派な仕事、頑張って下さい」の言葉が聞かれた。

「力を合わせて!!」
新潟地連 入隊式
 新潟地連(部長・深津孔1陸佐)は、4月6日、新発田駐屯地で行われた平成17年度入隊式に参加した。入隊式には、新入隊員79名とその御父兄、地元の新発田市長、県議会議員及び協力団体の長などが参加。
 地連部長は祝辞で「この度に中越地震で自衛隊の活躍をご覧になった方も多いと思いますが、一人ではできないようなことも集団になると何倍もの力を発揮できる。それを極限まで追及した組織が陸上自衛隊。訓練の中で辛く苦しいこともあるでしょうが、ここに集まった同期のみなさんで力を合わせて助け合いながら頑張って下さい」と激励した。

「北都の予備自衛官」完成
札幌地連が独自応援歌♪
 札幌地連(部長・田原1陸佐)は4月1日、真駒内駐屯地東体育館で実施した札幌地連の総員訓練の場でモ札幌地連予備自衛官応援歌の完成披露披露会モを実施した。北部方面音楽隊のフルバンドによる支援を受け、応援歌の作詞者、作曲者、札幌地連協力6団体の会長と平成17年度の予備自衛官招集訓練担任部隊長も招聘した。
 札幌地連は、予備自衛官制度創立50周年にあたり「存在する予備自衛官から運用、平時において活動する予備自衛官」を目指し、「POWER RESERVE(力強い予備自衛官)を求めて」をメインテーマとして昨年の10月から地連独自の50周年記念事業を計画・推進してきた。予備自衛官応援歌の制作もその一環。
 制作にあたり予備自衛官や現職職員から歌詞を募集。多数の応募があった中から北海道医療大学歯学部に助教授として勤務する技能公募予備自衛官(予備2等陸佐)の廣瀬広治氏の作詞した歌詞が選ばれ、その歌詞に北部方面音楽隊の片山賀雅2等陸曹が作曲し完成した。
 披露会は、まず部長の招待者に対する挨拶、その後、作詞者、作曲者及び応援歌の演奏をしてくれる北部方面音楽隊長の紹介を実施し、作詞者、作曲者本人が作詞・作曲した際の想いを語り、応援歌の演奏に移行した。
 演奏終了後、まさに「POWER RESERVE(力強い予備自衛官)」を思い起こさせるような素晴らしい出来映えに聴衆から盛大な拍手が送られた。
 札幌地連では今後、予備自衛官招集訓練担任部隊の招集訓練時に「札幌地連予備自衛官応援歌」を積極的に活用し予備自衛官の士気を高揚、団結の強化、連帯感の醸成を図りたいと考えている。

19面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc