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   2005年4月1日号
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<東西南北>
将来の夢と希望PR
地連 春のトピックス
防大合格、双子の快挙
<函館地連>
 函館地連(部長・遠藤靖宏1空佐)から地連発足以来初となる双子兄弟の防大合格があった。快挙を成し遂げたのは吉川禅太君、竜太君(19才)の両名である。両名は一昨年、地元進学校の函館中部高校在学中に防大を受験、その時は惜しくも合格とはならなかったが、諦めることなく本年度第53期防衛大学校(理工)採用試験に再チャレンジ、見事に難関を突破し夢を叶えた。二人は2月18日に念願の合格通知を手にし、顔には微笑みとともに将来の夢と希望が満ちていた。
越県合併で募集引継ぎ
<長野地連>
 長野地連(部長・川□博司1陸佐)では2月13日をもって長野県木曽郡山口村が岐阜県中津川市へ合併されることに伴い、同村における募集関係等事務を岐阜地連(部長・浮須一郎1空佐)へ引き継いだ。
 県境を越えての市町村合併は、昭和34年に栃木県菱村が群馬県桐生市に編入されて以来、実に46年ぶりとなる。山口村は、人口2千人強の小さな村であり、同村出身の現職自衛官は2名と少ないが、文豪「島崎藤村」の生誕地である木曽路馬籠宿で有名な風光明媚な観光地である。
 この合併に先立ち、2月8日に行われた山口村閉村式には、岐阜地連からも募集課長および担当事務所となる恵那募集事務所の所長等が参加した。翌9日には、これまでの担当事務所である長野地連松本募集事務所において事務の引継ぎを行い、美しい歴史ある村の今後を託した。
「募集のぼり」活用
<沖縄地連>
 沖縄地連(部長・小川祥一1陸佐)でこのほど、自衛隊父兄会連合会(比嘉誉会長)から「自衛官募集中」の「のぼり」寄贈の申し出があり、地連本部屋上で「寄贈式」が行われた。
 「募集業務に役立て、沖縄から一人でも多くの優秀な若者が自衛官を志して欲しい」と緑鮮やかな「自衛官募集のぼり」30本が、寄贈された。
企業説明会 IN 大阪城ホール ナゴヤドーム
<大阪地連>
 大阪地連(部長・荒川龍一郎陸将補)は2月7日と8日、大阪城ホールで行われた大学生対象の大型企業説明会「就職博」(滑w情主催)に参加した。
 延べ約200社の参加があり、初々しいスーツ姿の学生たちが長い列を作って開場前から待っていた。
 会場内では、まだ自分のやりたいことを絞り切れていないためか、様々な職種の情報を収集している学生が多く散見された。その中で制服・戦闘服を着た自衛官が説明する自衛隊ブースは、ひときわ目立っており、公務員志向も手伝ってか人だかりが絶えることなく、担当者は声をからして熱心に説明していた。
 当日は、フジテレビ、朝日放送が取材に訪れ、フジテレビでは全国ネットの「めざましテレビ」で、朝日放送では夕方のローカルニュースでそれぞれ「自衛隊ブース」が放映された。
 ブースを訪れた学生からは「大変そうだけど、ひと昔前より自衛隊に就職することに意義を感じる」との声も聞かれ、スマトラ沖地震の災害派遣やイラク派遣等で注目されている事もあり、自衛隊を将来の職業の選択肢の一つとして考えている学生の増加傾向がうかがわれた。
<愛知地連>
 愛知地連(部長・土谷貴史1陸佐)は2月1日、ナゴヤドームで開催の「就職カンファレンス2005」(リクルート主催)に防衛庁・自衛隊として参加した。
 来春大学卒業予定の学生を主対象に開催され、企業217社が参加、やりがいのある職業を求める学生たちがブースを埋め尽くした。地連部員による一般幹部候補生等の熱の入った説明に圧倒されつつも、真剣に聞き入る学生の姿を見て、次から次へと説明の順番を待つ学生が列を作るほどの盛況ぶりで、終了時間直前まで学生は途切れることなくブースを訪れ、約500名が説明を受けた。
 また、特別ゲストで格闘家の小川直也さんが駆けつけ、学生全員を起立させると得意のポーズ「ハッスル」で気合いを入れた。
 自衛隊のイラク派遣や新潟中越地震災害派遣等の活動ぶりを観て、国民の自衛隊に対する関心はますます高まっているなか、愛知地連では「このセミナーを皮切りに平成17年度も各種セミナー、学校説明会等を通じて、一人でも多くの方々に防衛庁・自衛隊を知ってもらい、更なる理解と協力を得たい」と意気込んでいる。

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