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   2005年3月1日号
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陸自青森が接戦を制す
<全自レスリング大会>
150隊員熱戦繰り広げる
陸自練馬4連覇ならず2位
 第11回全自衛隊レスリング大会が2月5・6の両日、自衛隊体育学校球技体育館で行われ、陸海空の各部隊及び少年工科学校、防大、防医大等から25チーム、約150名の選手が参加した。また、米軍からはすっかり同大会常連となった横須賀海軍が参加、国際色豊かに部隊や家族の大声援のもと熱戦が繰り広げられた。
 今大会から昨年改正された国際ルールに基づき2分3ラウンドで試合を実施、審判としてアテネ五輪銀メダリストの井上謙二選手や全日本大会5連覇を成し遂げた飯室雅規選手など体育学校2教課の現役生徒が多数参加し大会をサポートした。
 5日に行われた団体戦では、大会4連覇を目指す練馬駐屯地と3度目のリベンジに賭ける青森駐屯地が順当に勝ち上がり決勝を迎えた。結果は5試合中3試合がフォール勝ち。4戦目で両者ポイントを取られては取り返す接戦の末青森駐屯地の青木篤志選手がベテラン木下英規選手を下し、練馬の連覇を阻止した。試合後、青森駐屯地チームの菊田順宏監督は「新ルールを充分理解して戦って得た勝利。相手の力をうまく利用してポイントを稼いだ。来年も連覇を狙う」と,打倒練馬,を果たした喜びを話した。
 翌日の個人戦では練馬駐屯地が2名の優勝者を輩出した他、66kg級では少工校の濱田朗生徒が優勝するなど注目が集まった。また、74kg級で優勝した池畑耕造3曹に最優秀賞に選ばれた。

 試合結果はつぎのとおり
〈団体戦〉
(1位)青森駐レスリング部
(2位)練馬駐レスリング部
(3位)N.N.Y(US NAVY YOKOSUKA)
(3位)少工校レスリング部A
〈個人戦55kg級〉
(1位)禎卓也(都城)
(2位)清水目正義(青森)
(3位)小坂井宏(34普連)
(3位)久保田晶大(防大)
〈同60kg級〉
(1位)斎藤裕之(北熊本)
(2位)牧口隼人(防大)
(3位)福崎道大(練馬)
(3位)田之上俊介(防医大)
〈66kg級〉
(1位)濱田朗(少工校)
(2位)今村卓央(北熊本)
(3位)種子守(防大)
(3位)酒井貴史(少工校)
〈同74kg級〉
(1位)池畑耕造(伊丹)
(2位)沼田隆志(大宮)
(3位)佐藤雅嘉(少工校)
(3位)運天悠紀(大宮)
〈同84kg級〉
(1位)木下英規(練馬)
(2位)青木篤志(青森)
(3位)堀口昭彦(習志野)
(3位)中元正広(松山)
〈同84kg超級〉
(1位)秋葉洋一(練馬)
(2位)越智誠(善通寺)
(3位)藤井真二(中部方面武器隊)
(3位)JEFFRY ROGES(N.N.Y)
【最優秀賞】池畑耕造
【優秀賞】濱田朗
【殊勲賞】牧口隼人
【敢闘賞】田之上俊介
【技能賞】禎卓也
【最短フォール賞】秋葉洋一


護衛艦「いしかり」フットサルチーム誕生
闘志に燃え挑戦状待つ!
 大湊地方隊第27護衛隊に所属する護衛艦「いしかり」(艦長・下平拓哉2佐)に、昨年9月フットサル(ミニサッカー)チームが誕生した。メンバーは現在16名で平日の17時から2時間、第2屋内訓練場で汗を流している。この16人というメンバー、一見少なく感じるかもしれないが、護衛艦「いしかり」は乗員約90名で運用されており、乗員の5人に1人が所属している計算である。
 12月9日護衛艦「いしかり」は士官室vs乗員によるフットサルの紅白戦を行った。前回(9月)の紅白戦で一方的な敗退(5-1)を喫した士官室チームは敗因の原因を持久戦に持ちこまれたためと考え、今回は強権を発動、試合時間を5分(通常は20分)とし短期決戦を挑んだ。結果は1-0でまたしても乗員チームの勝ち。士官室チームは敗因が時間の長短にあるのではなく、単に技量の問題であることに気づいたようだ。それでも素直に負けを認められない士官室チームは江田島の幹部候補生学校で徹底的に教えられた敢闘精神を勘違いし「今度はゴールデンゴール(先取得点が勝利)でならば受けて立つ!」と息巻いている。
そんな愉快な護衛艦「いしかり」フットサルチームも普段は大湊に在籍している他の部隊と交流試合を行っている。いしかりフットサルチームは常に対戦相手を求めており、北の海を護る最前線部隊の乗員は常に「出港用意」であなたの挑戦を待っている。

アジャタ競技会に名寄新成人が挑戦
 名寄駐屯地曹友会は駐屯地体育館で、駐屯地の企画・運営によるアジャタ競技を開催し、17年に成人を迎えた隊員を祝った。
 アジャタとは運動会などでおこなわれる玉入れの事で、高さ4mあるカゴに100個のボールをいかに早く入れるかを競うもの。
 当日は72名がアジャタ競技に参加し、12チームで同時に競技を開始。接線のタイム差を競い合い、若さあふれる熱戦を繰り広げた。

全自アーチェリー 妹尾(岩国)2連覇
 第10回全自衛隊アーチェリー大会が2月4日から6日の間、自衛隊体育学校アーチェリー屋内訓練場で陸海空の部隊、少年工科学校等から団体戦10チーム、個人戦32名が参加して行われた。
 競技個人戦は射距離30mのトーナメント形式で、団体戦がエキシビジョンマッチで競われ、団体戦では海自岩国が優勝を奪還、個人戦でも岩国の妹尾曹長が2連覇を果たした。

 成績は次のとおり
〈団体戦〉
(1位)岩国基地
(2位)仙台駐屯地
(3位)相浦駐屯地
〈個人戦〉
(1位)妹尾克己(岩国)
(2位)小田征志(朝霞)
(3位)大内尚(仙台)


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