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   2005年1月15日号
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先崎議長、『統合推進』大だるまに目入れ
イラク派遣隊員にテレビ電話で激励も
 統合幕僚会議では1月4日、年始の行事を実施した。
 先崎一議長がA棟2階講堂で、統幕事務局員、情本、統幕学校の隊員を前に前に年頭の訓示を述べたあと、統幕大会議室で統幕の1佐以上の主要幹部が整列する中、だるま祈願式を挙行、『統合推進』と入った大だるまに議長以下が目入れを行った。
 午後には、先崎議長がテレビ電話により、バグダットに統幕から派遣されている現地連絡官を激励した。

中業支も「だるま」に目入れ
 中央業務支援隊(隊長・宮崎悟介将補)は、1月6日の隊朝礼時に「だるま」目入れ式を行った。
 宮崎隊長が「今年も従来以上に、陸上自衛隊、陸上幕僚幹部の効果的な機能発揮及び市ヶ谷駐屯地のため、あらゆる支援に対応どできるよう頑張ってもらいたい」と訓示したあと「だるま」目入れ式が始まり、各部の代表隊員3名と副隊長が今年の抱負を力強く述べた。次いで、各々が「だるま」の片目に墨を入れ、最後に隊長が完成させ(写真)、今年一年の隊の安全と任務完遂及び隊員とその家族の健康を祈った。

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I'M NOT SURPRISED
アイム ナット サプライズド
やっぱりね
 Hi!皆さん。お元気ですか。スマトラ沖地震による津波被害は未曾有のものとなりました。犠牲となられたかたがたのご冥福を心からお祈り致します。今年は大きな変化の年になりそうです。変化に対応していく柔軟性と挑戦する気概が今年のキーワードになりそうですね。
 さて、今回の表現は、 ”I'm not surprised ”「やっぱりね。」です。直訳は、「私は驚いていない」です。そのことについては、前々から予期していたので、いまになってことさら驚かない。やっぱりそうなったか。ということになります。逆に、”I'm surprised ”となると、予期しないで驚いたことから「本当ですか」となります。災害を予期することは困難です。台風の多発、地震、津波、異常気象これらの事から何かを感じ取ることが大切ですね。
 風邪が流行っています。うがい、手洗いといった基本的な行動が予防になります。大寒となり、寒さ、忙しさが増し、益々厳しい状況になるかとも思いますが、健康にはくれぐれも留意されお励み下さい。
 それでは、また。See ya!
(陸幕防衛部=在沖縄米海兵隊司令部キャンプ・コートニー勤務)<スワタケル>

雪月花
 一年に一回のやりとりが嬉しい年賀状。廃礼廃止という言葉は近年聞かなくなった。みんなやっぱり嬉しいのだ。一年一年ではそれほどの変化はないのだが、つづけて送ってくれる賀状には歴史を感じる。結婚式のツーショットから子どもをお風呂に入れるよきパパ、家族が増えての集合写真。自分のことは忘れて、彼もこんな年令になったかと思いながら自然に頬がゆるんでしまう。チビちゃんたちが大きくなったらこれを返してあげようと思って大事に残している。子どもを6人作った故郷の友人は似顔絵で全員の一口メッセージ付きだった。下の女の子は、お姉ちゃんのお古ばかりが不満だった。男の子はことしもお父さんに海につれていってもらう……。それも何年ほど前からかなくなり夫婦だけの印刷になった。上の人から順々に東京の学校へ行ったり結婚したりで家を出ていったのだろう。ちょっと淋しい。また中の一枚、表に「ことしの一等はハワイ旅行になっていますが、これは当っていません、残念!」うん?考えてみたら昨年の流行語を早速引用していたのだ。和服の流しにギターを持った自分の写真もついていた。部隊の広報室からも全員の美男美女がマンガになったり、擬画されたり、本職を聞き直したくなるほどのものも多い。全自衛隊年賀状コンテストでも行えないかと思ったりするのも毎年の夢である。中越地震からインド洋大津波で迎えた新年、賀状でみんなが願った静かで平和な年はことしも来ないのだろうか。

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