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   2004年12月15日号
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環境週間をPR
講演会、節電、清掃活動…
ハイブリッドカー展示も
<防衛庁>
 防衛庁では11月22日から26日の間、「防衛庁環境週間」が設けられ、その一環としてA棟講堂で環境をテーマに「土壌汚染の現状と対策事例」(講師・(社)土壌環境センター佐藤雄也専務理事)と題した講演会や地球温暖化に関するDVDの上映会、厚生棟前広場でハイブリッドカーなど低公害車の展示会が行われた。
 期間中は節電、ゴミの減量化を呼びかける庁内放送を行うほか、関連のポスターを掲示。防衛庁環境週間をPRした。
 ほかに陸海空各部隊等でも広報活動、清掃作業など美化運動をはじめ節電、節水、紙使用の削減、環境教育やリサイクル運動などが実施された。
 宮庁では毎年6月に環境月間が設定されているが、防衛庁は平成13年から秋にも環境週間を設け、職員に対する環境保全意識の一層の高揚を図っている。

殉職隊員慰霊碑に献茶
防衛庁では初めて
 防衛庁慰霊碑地区(メモリアルゾーン)で11月24日、武者小路千家お家元千宗守氏による自衛隊創設以来の殉職隊員に対する献茶が行われた。これはお家元の発意によるもので、防衛庁で献茶がされるのは初めて。
 献茶には今津寛副長官、北村誠吾、柏村武昭両政務官、守屋武昌事務次官はじめ先崎一統幕議長、陸海空幕長ら防衛庁自衛隊高級幹部らが多数出席。正午、開式の辞に続いて家元が濃茶を点て、守屋事務次官が慰霊碑に献茶、統いて先崎統幕議長が薄茶をお供えし、出席者全員で拝礼して冥福を祈った(写真)。

雪月花
 観艦式の時、整列航行する艦をみて海の上にロープでも張ってるのですかと疑問を海幕長に投げたという若い女性もいたほどそれは見事なものだ。それと同じように陸自の駐屯地でも車両を駐車させている時は整理整頓、誠に美しい。定規ではかったようだ。常々何んでここまでする必要があるのだろうかと思っていた。音楽祭りなどのショーとはちがうのだから。先日、第一次イラク復興支援群長としてその基盤づくりに取り組んだ番匠幸一郎一佐(現・陸幕広報室長)の講演を聴いてその疑問が解けた。サマワでは、宿泊のテントは直線、直角に並べ整列を重視する。駐車している車両の先端は横からみてまっすぐになるように整列する。誤差は3cm以内と群長は言ったが、隊員たちは自主的に1.5cm以内に整列させていたということだ。そういうところが規律を図るバロメーターで、これを敵が見た時に相手は手強いと思わせることになり、デモンストレーションになるのだそうだ。現にサマワには何カ国かの軍人の部隊訪問があり、国際式典も行ったが、例外なく感動してくれたという。儀仗を見ればその国の軍隊のレベルがわかる。一糸乱れぬ敬礼や態度、目つきをプロの軍人がみれば真剣さ、体の鍛え具合がわかるのだという。「型」を改めて認識した。佐藤正久一佐(イラク復興業務支援隊長、現・福知山駐屯地司令)や清田安志一佐(イラク復興業務支援隊広報官、現・統幕広報班長)も講演を続けている。一度聞かせていただきたいと思っている。非常に評判がいいし大切な仕事だと思う。(所谷)

HOME's English Class(防衛ホーム英語教室)
I PUT MY FOOT IN MY MOUTH
(アイ プッツ マイ フット イン マイ マウス)
失言しました
 Hi! 皆さん。お元気ですか。11月下旬に沖縄糸満市主催の平和音楽祭がおこなわれました。「糸満から世界へ響け平和の歌を!!」と銘打ってのさだまさしの野外コンサートで、歌、トーク、ひんやりとした外気、ステージと同じ方向に出た大きな満月。大変楽しめました。「平和を高飛車に論じるのではなく、また、さだまさし自身が皆さんに平和について語るのではなく、平和を考える場所を提供する、いわゆる門番でありたい。」と語るさだまさし氏に惜しみない拍手がおくられていました。
 さて、今回の表現は、“I put my foot in my mouth”「失言しました。」です。直訳は、「口の中に片足を入れる」です。事柄を特定する場合には、about〜「について」、或いはon that matterrそのことについて」を最後につけると物事が特定できます。そのほかにa slip of tongue「口がすべる」も使います。I made a slip of tongue about him「彼のことについて口がすべった」と表現します。
 師走となり、忙しさも増してきたように感じられますが、皆さんはどうでしょうか。健康にはくれぐれも留意され健やかにお過ごしください。
 それでは、また。See ya!(陸幕防衛部=在沖縄米海兵隊司令部キャンプ・コートニー勤務)〈スワタケル〉

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