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   2004年12月1日号
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<共済組合ニュース>
平成16年度本部長表彰
創意工夫、実績を評価
守屋本部長が12支部を表彰
 平成16年度防衛庁共済組合本部長表彰が11月16日、グラントヒル市ヶ谷で開かれ、組合員の福利厚生に係わる事業の推進が特に顕著であると認められた支部に対して、守屋武昌本部長(事務次官)から表彰状が送られた。
 今回、表彰されたのは陸自6、海自2、空自3、附属機関1の計12支部。
 この日午前11時すぎ、西川徹也人事教育局長(副本部長)、森勉陸幕長(同)、津曲義光空幕長(同)、荒川堯一海幕副長(同代理)、山中昭栄施設庁長官(同)はじめ関係者多数が列席する中、受賞支部の代表者一人ひとりに守屋本部長が表彰状を手渡した。
 次いで、守屋本部長が祝辞に立ち、共済事業をとりまく厳しい状況について触れながら「組合員のニーズや部隊等の特性に応じた様々な施策を講じている全国237支部の中でも、今回表彰された12支部は地域の特性に応じ、特に顕著な実績を上げたもので、今受賞を機に組合員の福祉増進に一層尽力いただくよう要望します」と述べた。
 これに対して受賞支部を代表して三宿支部長の中川克也衛生学校長が「この受賞は大変名誉なことで今後業務を遂行していく上での大きな励みになる。本日の感激を忘れることなく共済組合の使命の重要性を改めて認識し、支部発展のため、なお一層の努力を重ねる」と決意を述べた。続いて(社)防衛協力商業者連合会から12支部に対して記念品が贈られた。
 受賞支部は次のとおり(支部、支部長名、功績の順)
<付属機関>▽本庁(熊谷利久太事務官)=防衛庁移転を機に、コンビニ方式を取り入れ、憩いの場としてスターバックスコーヒーを開業、営業時間面でもコンビニは早朝から深夜まで、直営食堂も30分閉店時間を延長。また、施設の積極的な広報、メニューの見直し等適時適切な施策を実施。
<陸自>▽別海(高橋弘2佐)=矢臼別演習場の北方機動演習で要望品目の売店及び臨時野外売店での販売を行うとともにクリーニングの巡回サービスを実施▽大和(橋本睦2佐)=王城原演習場での大規模演習期間中、臨時売店を開設し年間23万人の演習参加組合員の福祉向上に貢献▽神町(草刈和夫1佐)=近郊に店舗がなく買い物に不便な若木宿舎(337戸)に対し、移動売店を出店▽三宿(中川克也将補)=少数の組合員でありながら積極的な共済事業の広報により、新車販売台数を大幅に増加▽山口(秋山茂2佐)=年間約220回の厚生ニュースを発行するなどした結果、一人当たりの貯金額が増加▽健軍(大城成一郎1佐)=直営隊員クラブを要望がある際には土日祝日も営業する一方、メニューの開拓、各種イベントを開催した結果、売上を大幅に増加。
<海自>▽楠ヶ浦(正田勉1佐)=所属組合員の約7割が潜水艦員乗員であるため、基地内勤務の際には機会教育、講習会を実施。その他、ポップコーン機やたこ焼き機などを取り入れ常に創意工夫を行った。▽勝連(明比章1佐)=支部長自ら共済事業の有利性についての教育を行い、担当者が説明会を開催するなど積極的な広報の結果、物資経理の売上が倍増。
<空自>▽稚内(渡邊博史1佐)=基地の近傍に商店街がないことから、直営売店で同規模支部の約3倍の生活必需品を取り揃えた▽白山(椿井裕昭3佐支部長代理)=訓練が多い部隊のため、訓練実施時に部隊の展開地で移動売店を開設して対応▽防府(牧之瀬裕二1佐)=新隊員に対して「GoodLife」についての説明会を実施し、退職者に対しては支部独自で「しおり」を作成し各種手続きの説明会を実施。

防衛庁環境週間
環境配慮型商品をPR
<本庁支部直営売店>
 防衛庁共済組合直営売店では8月22日から26日までの「防衛庁環境週間」の間、レジ横に再生プラスチック商品や木材の代替素材商品をディスプレイし、エコ商品のPRを行った。
 環境配慮型といわれる商品には、木材のかわりにケナフという樹木を使用した紙皿や白樺等の低利用木材を使用した割り箸、焼却時にダイオキシンの発生を抑える脱ビ素材の救急バン、低公害傘、ゴム手袋、再生プラスチックのサインペンなどがある。
 直営売店では会計の際に、レジ袋や割り箸の必要をたずね、ゴミ削減の呼びかけを行うなどして、組合員の環境に対する意識向上をはかっている。

東京都高圧ガス保安大会
市ヶ谷会館に優良施設表彰
 防衛庁共済組合市ヶ谷会館(西村市郎館長)は、長年の冷凍機高圧ガスに関する安全対策の取り組みが評価され10月27日、(社)東京都高圧ガス保安協会から優良施設表彰を受けた。
 これは、同協会が毎年実施している保安検査の結果、市ヶ谷会館が創設以来、高圧ガス事故防止のための適正な維持・管理に努めた実績が認められ、東京・九段会館で開催された「平成16年度東京都高圧ガス保安大会」(同協会主催、東京都後援)で模範製造所として表彰されたもの。
 高圧ガスは冷房などで循環水を冷却する過程において発生するものでは高圧ガス保安法の規制を受ける。年に1度の施設、書類検査と定期的な基本動作の確認、危害予防に関する作業員の教育、保安機器(安全弁、圧力計等)の検定などが義務付けられている。
 白井章二施設課長補佐は「私共の仕事は事故が無くて当たり前。普段の努力がこのように認められてことで励みになる」と喜びを語り、「先輩から受け継いだ“安全は基本動作の積み重ね”というスローガンを職場全体で忠実に守ることは簡単なようで、続けることは難しい。常に初心に返ることを心がけお客様が安心して利用できるホテルを維持していきたい」とはなしている。

グラヒル シェフの食卓
カキのオーブン焼き
洋食課 首藤 秀樹
岡山県出身。35歳。婚礼料理担当。披露宴会場に飾られる氷彫刻も製作しており、大会で入賞する腕前。「味の決め手はまごころです」
 今回紹介する「カキのオーブン焼き」は、カークパトリックと呼ばれるフランス料理。今が旬のカキを使って、家庭でもおいしく作れる季節料理としておススメの一品です。誰でも簡単にできて、チーズやケチャップの味は子供たちにも人気。よく冷えた白ワインとの相性も抜群!今晩ぜひお試し下さい!!
▽材料(4人分)
カキ16個、ベーコン2枚、ケチャップ適量、粉チーズ70g、パン粉30g、パセリのみじん切り、レモン1個、カキの殻16個(魚屋でもらえます)
▽作り方
(1) カキを塩水で洗い、水気をよく拭き取る。
(2) カキを殻に乗せ、ケチャップを1個につき小さじ1杯弱かける。
(3) ベーコンは8等分に切り、カキをに乗せる。
(4) 分量の粉チーズとパン粉を混ぜ合わせ、1個につき大さじ1杯を目安にかける。
(5) 180度のオーブンで約8分焼く。
(6) 仕上げにパセリのみじん切りをふりかけ、レモンを添える。
▽ ポイント
★カキは焼き過ぎると小さく縮むのであまり焼き過ぎないこと。
★トースターでもおいしく焼きあがります。

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