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   2004年1月15日号
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地域との懸け橋49年
<和歌山地連>
鏡割り盛大に
地連創立記念に祝杯
 和歌山地連(部長・柳生美樹夫事務官)は11月15日、創立49周年記念行事(式典)をホテルグランヴィア和歌山で実施した。
 始めに、地連部員の立会のもと地連部長が長年に亘り地連に協力のあった36名(県防衛協会常任理事・松本哲茂氏ほか)に対し、感謝状と記念品を贈呈し、感謝の意を顕した。
 続いて県下協力団体長の倍列のもと記念式典に移り、和歌山市長(代理総務部長)の祝辞の後、部長が「地域の皆様との架け橋として、地域の皆様と連携の下、今後とも協力を傾注して参りますので、更なる支援、協力をお願いします」と、挨拶。任務完遂への意を新たにし、記念式典を終えた。
 式典終了後、県下17協力諸団体(和歌山県自衛隊協力団体連絡協議会)主催による記念祝賀会が副知事、地元選出の衆参両議員、県議会議員、地方自治体長など来賓を始め、約200名の参加者を得て盛大に執り行われた。
 主催者を代表して、自衛隊協力団体連絡協議会運営委員長(県防衛協会会長・北本一郎氏)の挨拶、和歌山県副知事・中山次郎氏から祝辞を得た。
 また、出席した衆参議員からも謝辞があり、地連部長は「地連部員一丸となり、地域との懸け橋となる自覚をもって全力を尽くして部務の運営に励む」と謝辞を述べた。

さわやかに新事務所開設 テープカット
<札幌地連>
 札幌地連(部長・寺田和典1佐)は、昨年から計画していた東部地区隊の移転を終え、11月27日に「東部地区隊・白石募集案内所」の開所式を行った。
 式には部内外から10名の来賓が参列し、新しい事務所の披露とテープカット、東部地区隊の沿革についての紹介や記念撮影が行われた。
 来賓の白石区長・中原榮氏は「区の中心である白石駅前に自衛官募集案内所が開設され、地域社会に貢献したいと自衛官を志す若者が増えることを期待しています」と祝辞した。
 白石募集案内所は、通学などで学生の利用が多い地下鉄白石駅およびバスターミナルに隣接している。正面には長さ14メートルの大看板。青地に白文字の配色により「さわやかさ」を強調。さらに、札幌地連本部のホームページアドレスを表示した電飾看板なので、夜間も広報効果が期待される。
 当案内所開設は、募集適齢人口の減少(少子化)に対応し、安定的に隊員を確保することを狙いとし、札幌地連の募集組織体制移行の第1ステップとして実施。開かれた募集を目指して東部地区隊の担当区のほぼ中心部に開設された。

第2の故郷で貢献したい!!
中国からの帰化女性、予備自に
<大阪地連>
 大阪地連(部長・酒井健陸将補)では11月14日、教育訓練を終了した予備自衛官補3名に対し「第2回予備自衛官任命式」を行い初の女性公募予備自衛官が誕生した。当日は、それぞれの階級に指定された予備自衛官に辞令書が交付され、代表の富多ひとみ予備2等陸曹(看護師)が、緊張しながらも力強く宣誓を行った。
 式終了後、地連部員との懇談会では第2教団(大津)での様々な体験談に花を咲かせた。また、平成9年にご主人とともに中国から帰化し、語学(中国語)で採用された若松高子予備2陸曹は『第2の故郷である日本のために役立ちたい』と抱負を語った。
 若松さんの息子さんは少年工科学校の2年生であり、「子供とともに自衛隊を語れたら」との思いが志願の動機であり『自衛隊のことをもっと詳しく知りたい』と目を輝かせていた。
 自衛隊と国民との新たな懸け橋として期待される。

「本庄まつり」自衛隊コーナー
千客万来
<埼玉地連>
 埼玉地連(部長・上原修一1空佐)は11月3日、埼玉県本庄市で行われた「本庄まつり」に、本庄市役所、本庄市自衛隊協力会の協力を得て、陸自第32普通科連隊(大宮駐屯地)とともに、自衛隊広報コーナーを開設した。
 「本庄まつり」は木庄市最大のまつりで、近傍市町村をはじめ10万人以上の人出で毎年にぎわう伝統のまつり。
 当日は、11月とは思えないほどの温かい1日となり、地連で開設した広報コーナーでは、ビデオ放映、パンフレット・チラシ配布を、第32普通科連隊が実施した装備品展示コーナーでは、高機動車、偵察用オートバイの展示と、両コーナーとも多数の見学者が訪れ楽しい一時を過ごした。その中で特に人気を集めたのが偵察用オートバイで、学生や子供達は、実際にバイクに触れ、斥候隊員の気分を味わっていた。
 また、同じく32連隊のラッパ手によるラッパ吹奏では、珍しいラッパの音色に引き寄せられるようにたくさんの観客が訪れ、すばらしいラッパに拍手喝采だった。
 地連では、今回の「自衛隊広報コーナー」開設により、自衛隊についての理解と認識をより深めることができ、この中から1人でも多くの自衛隊志願者がでてくれることを願っている。

園児から「ありがとう」の寄せ絵
<滋賀地連>
 滋賀地連(部長・岡澤和美1陸佐)彦根募集事務所では9月6日、募集相談員の野瀬宗助氏の助言と紹介で彦根市内にある「みどり幼稚園」に南極の氷を贈ることとなり、彦根募集事務所長・山下1海尉と南波2海曹の2人が同幼稚園に南極の氷を持参。保育士や園児のみならず保護者にも大好評の参観日となった。
 それから約2か月後の10月22日、同幼稚園からお礼の絵が事務所に送られてきた。この絵は、1枚の大きな紙に園児122人一人一人が自分の顔を描いたもので、受け取った山下所長は心のこもったかわいい絵に感激し、絵のお礼に再び同幼稚園を訪れた。
 「子供に氷を渡した時の笑顔もかわいく嬉しかったうえに、このような心のこもった温かいお返しは、通常の勤務では味わえないこと。これを機会にもっと自衛隊への理解とふれ合いを深めてもらえるよう頑張っていきたい」と話し、幼稚園を後にした。
 この絵は彦根募集事務所に掲示され、道行く人の足を止めている。

<地連 東西南北>
「夢講座」に自衛隊ナース
<秋田地連>
 秋田地連(部長・吉田則之1陸佐)は11月5日、秋田県平鹿町の平鹿中学校で、進路指導の一環として「夢講座」に講師の協力をした。生徒が興味を抱いている職業について、人生観や職業観を講話した。
 地連からは担当の横手募集事務所の広報官・佐々木1海曹と、同中学校出身の仙台病院勤務看護官・高野3尉が講師として参加した。
 男子2名を含む22名の生徒に対し、高野3尉が自衛隊の看護士になる道や看護学生制度を説明。看護官になった動機・看護学生時代の思い出や生活環境などについて話し、現在の病院勤務などを詳しく説明をした。
 その後、佐々木1海曹が自衛官への応募・採用などについて説明し、最後に高野3尉の当時の恩師をまじえ参加した生徒全員で記念撮影をして終了した。
 参加した生徒は「この講話で自衛隊の任務や仕事の内容がよくわかりました。看護師の中にも自衛隊の看護師もあることがわかりました」と話していた。
バトミントン大会 地連チームが優勝
<徳島地連>
 徳島地連(部長・野村勉1海佐)は11月11日、徳島地区国家公務員レクリェーション共同事業バトミントン大会に参加した。
 大会会場となった徳島市立体育館には、5事業所、8チーム、16名が熱戦を繰り広げた。地連からも2チームが参加し、そのうち1チーム総務・援護課長ペアーが優勝した。試合内容は、3試合とも2セット先取のストレートで勝利を勝ち取った。参加チームの中では高齢なチームで体力的には厳しいものがあったが、自衛隊生活でつちかった気力で奮闘した。
 地連では、この他にもボーリング大会、ソフトボール大会にも参加し、それぞれ優秀な成績を収め、名を高めている。今後も国家公務員レクリエーション共同事業に積極的に参加し連携を深め、自衛隊のPRの一助としたいとしている。
「手作り」好評 海自募集広報
<三重地連>
 三重地連(部長・佐藤晃章1陸佐)では11月3日、松阪市主催の「氏郷祭り」で松阪父兄会の要望に応じ海自横須賀地方総監部から来県の募集支援係(4名)による広報展示を支援した。
 雨にもかかわらず祭りに訪れた大勢の人たちは、海自の展示物を珍しそうに見学し自衛隊コーナーは、大勢の人で賑わっていた。
 特に、パラシュートのひもを使って作るキーホルダーには、多くの人が興味を示した。隊員に教わりながら時間を忘れてキーホルダー作りに夢中になり、大喜びで記念に持って帰っていた。
 海自の制服を着てポラロイド写真を撮るサービスも行い、制服に身を包んだ子供がポーズを取っていた。
 また、地連の「まもるとみらい」の等身大パネルでも多くの人が一緒に写真を撮っていた。

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