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   2003年8月15日号
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夏休み恒例イベント
少年サッカー大会を開催 富士教導団
 富士教導団(団長・中村幹生陸将補)は、7月24日、『団長杯少年サッカー大会』を御殿場市内の高根ふれあい広場、高根小、中学校グランドで開催した。
 この大会は、サッカーを通して地域の青少年の健全育成の一助を目的に、平成5年から開催、今年で11回目を迎え、地元では毎年の夏休みイベントとして定着している。
 今年も、地元御殿場・小山町をはじめ神奈川県の秦野西、山梨県の山中湖のスポーツ少年団の5年生12チーム、6年生14チームの計26チームが参加した。
 大会当日は、小雨混じりの天候の中、午前8時半から開会式が行われ、前年度6年生の部優勝・御殿場東小サッカー少年団キャプテンが力強く選手宣誓(=写真)。引き続き、各会場に分かれて試合が開始された。
 静岡県は、サッカーの本場と言われるだけあって、第1回戦から、白熱した好ゲームが続き、応援する団長はじめサッカー協会の来賓から「小学生とは思えないくらいのレベルで気迫もすばらしい」など絶賛の声も。小学生の気迫あるプレーのためか、昼前には雨もあがり白熱した闘いが繰り広げられた。
 大会結果は次の通り。
 〈6年生の部〉▽優勝=朝日小サッカー少年団▽準優勝=御殿場小サッカー少年団〈5年生の部〉▽優勝=原里小サッカースポーツ少年団▽準優勝=高根小サッカー少年団

富士総火演抽選会開く
 8月30日に東富士演習場で行われる「平成15年度富土総合火力演習」の一般公募はがき抽選会が7月28日、河村仁陸幕広報室長以下室員らが出席して、警務隊員の立会のもと厳正に行われた。(=写真)
 約1カ月の募集期間中、はがきによる応募総数は7万2,093通で、一般券2,315通、青少年券2,310通が当選した。倍率は、一般・マイカー券で31.7倍、全平均では15.6倍となった。また、同時に陸自のホームページで募集したインターネット分には約8千件の応募があり、倍率は23倍と昨年を大きく上回った。
 当選の結果は8月中旬までに応募者に通知される。


HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
IT WOULD BE GREAT !
(イット ウッド ビー .グレイト)
それはすごいことだと思います
 Hi!皆さんお元気ですか。沖縄は連日30度をこす暑い日が続いています。また、例年になく降雨量が少ないことから、この夏は深刻な水不足が懸念されています。本土もやっと梅雨が明け暑い夏がやってきそうですが、今年は冷夏なんでしょうか。夏休みに、ガンガンの夏の沖縄旅行はどうでしょうか。原稿を編集長に送り、刷り上がりの新聞を手にし、この記事を読み返してみる時間が唯一趣味の時間として、私の一番楽しい時間になっていますが、自画自賛になりますが(笑)最近、非常に面白い表現が多いですね。これからもいろいろと興味のわくコーナーにしていこうと考えています。
 さて、今回の表現は、日常の会話で非常によく使う“It wou1d be great!”「それはすごいことだと思います」です。Greatは「すごいこと、非常にいい」という意味です。もともとは「偉大」という意味で使います。“It wou1d be〜"は、「〜であったらいいのになあ」と、自分の気持ちを表す表現です。相手の提案や意見に、そうしたいと言う気持ちを込めて伝えることができます。Greatの他に、nice,goodも同じような意味で使うことができます。
沖縄に来て2年になります。いろいろと文化の違いに戸惑ったりしながらも、今ではすっかり沖縄ファンになっています。こちらで色々なかたがたとお会いし、このコーナーのことを話題に励ましの言葉をかけていただいています。ありがとうございます。あらためて御礼申し上げます。全国から励ましのお便りをいただいています。Thanks a lot!
夏本番で署さが厳しくなります。くれぐれもご自愛下さい、See ya!
 (陸幕防衛部=在沖縄米海兵隊司令部キャンプ・コートニー勤務)〈スワタケル〉

観艦式・関連行事公募のお知らせ
 平成15年度観艦式及び関連行事の概要は次のとおりです。
 〈期間〉10月19日(日)〜10月26日(日)
 〈実施予定〉▽10月19日(日)艦内一般公開▽10月20日(日)艦内一般公開、満艦飾・電灯艦飾▽10月21日(火)部隊訓練(体験航海)▽10月22日(水)事前訓練(体験航海)▽10月23日(木)一般公開、満艦飾・電飾艦飾▽10月24日(金)観艦式予行(体験航海)▽10月25日(土)一般公開、満艦飾・電灯艦飾▽10月26日日観艦式
 〈公募要領〉観艦式及び体験航海への乗艦ご希望の方には、抽選で乗艦券をお送りします。
 【乗艦場所】横須賀、横浜及び木更津
 【応募方法】郵便はがき1枚で2名まで有効。代表者の住所・氏名・年齢・電話番号と希望者全員の氏名、乗艦希望場所を記入し、次の宛先まで送付して下さい。〒237-8799 神奈川県横須賀市 田浦郵便局止 観艦式公募係
 抽選結果の発表は、乗艦券の送付をもって替えさせて頂きます。
 【締め切り】9月8日(月)
 【お問い合わせ先】海上自衛隊横須賀地方総監部観艦式支援室(046-825-3170)または海上自衛隊ホームページ(http://www.jda.go.jp/jmsdf/)をご覧下さい。

雪月花
 7月下旬、A新聞に、「学徒出陣・壮行会」の模様が、写真と併せて特集された。
 明治神宮外苑で行われた行進に、参加した経験をもつ伯父は、当時を回顧して、次のように語ってくれた。
 昭和18年10月、それまで特典とされた、大学・高専に在学する学生の"徴兵延期"が、理工を除く文科系は停止されることになった。同じ学生でありながら、理工系を重視する国の姿勢が、露骨に現れたものだった。
 東京駅・丸の内側広場では、連日、出征のため帰省する学生を見送る送迎会が開かれ、校旗を立て、貴重品の酒樽を抜き、校歌・応援歌を唄って見送る風景がみられた。
 出身地の日本橋区役所で、徴兵検査を受けて、第1乙種になったが、裸で並ぶうち、急に小用を足したくなり、列を離れ、戻ってみると順が異なり、船舶工兵から鉄道兵に廻されていた。
 後で知ったことだが、戦死率の1番高いものから、1番低いものになったわけだ。
 戦時中は、同じ軍隊でも、各種兵科をはじめ、任地、輸送船など、すべてが、"運"に頼る時代でもあった。戦死が多い中で、生きて帰国した事だけでも、運が強いと自認したが、嫌々入った軍隊なのに、予備役将校として、"戦犯E項"にされたのは驚くよりも呆れた。(小町)

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