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   2002年11月15日号(1面)
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陸自中音が韓国の軍楽祭に 2面

入間基地で航空祭
11月3日、「入間航空祭」が開催され約21万人の観客が埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地を訪れた。飛行場地区では快晴の下、ブルーインパルスがダイナミックな戦技飛行を繰り広げ、その他7機種の航空機も、編隊飛行、空挺降下等を披露。来場者は、航空ショーや音楽隊の演奏会、地上展示の各アトラクションを半日かけて満喫した。(関連記事7面)

『実用的に動ける自衛隊へ』
石破長官、横須賀地区を初度視察

自衛艦隊司令部へ向かう将官艇から隊員の登舷礼に応える石破長官
 石破茂防衛庁長宮は11月6日、初度視察のため海上自衛隊横須賀地区を訪れ、横須賀地方総監部や自衛艦隊司令部、潜水艦「おやしお」を視察。その後、地区内の厚生センターで隊員を前に訓辞を述べた。
 午後2時30分過ぎ、斎藤隆横須賀総監をはじめとする幹部らが出迎えるなか、防衛庁からヘリコプターで横須賀地区に到着した石破長官は、儀じょう隊による栄誉礼を受けた後、整列する450名を越える隊員・職員の出迎えに応えながら横須賀地方総監部へと向かった。総監部の視察後、将官艇に乗り自衛艦隊司令部へ移動。そこではブリーフィングや概況説明等が行われた。続いて、潜水艦「おやしお」の視察。中尾誠三潜水艦隊司令官、石川政俊2潜水隊群司令、金子弘艦長とともに艦内を視察した。
 全ての視察を終え、厚生センターで約400名の横須賀地方隊、自衛艦隊の隊員に訓辞を行なった石破長官は「海上自衛隊に21世紀に何をお願いするかというと、これからは存在するだけではなくて、いかに働くか、実用的に動けるかということが求められると思う」と述べ、「国民が最後に頼りとするものは我々へ防衛庁・自衛隊以外の他には無い。日本で一番尊敬される、信頼されるそういう組織でありたいと考えている」と力強く語った。
 訓辞後、厚生センター前に整列した隊員が見送るなか、石破長官は横須賀地区を後にした。(小川郷太郎)

安倍内閣官房副長官ら800人
自衛隊記念日レセプション

大使や駐在武官らを迎える石破長官、隣りは佳子夫人
 11月1日、自衛隊記念日を祝うパーティーがグランドヒル市ヶ谷で午後6時より関係者約800人が集まって賑やかに開かれた。
 会場は各国の大、公使や駐在武官、政界、官界、防衛庁・自衛隊の幹部、マスコミでいっぱい。石破茂防衛庁長官も佳子夫人といっしょに出席、会場の人たちと談笑をつづけていた。ほとんどの国の大使や駐在武官は石破長官に直接会うのははじめての様子で競って長官との話しの輪に加わっており、終わりの曲が流れるまで石破長官の周りには人が重なっていた。
 また安倍晋三内閣官房副長官も出席し会場の女性たちの記念写真の求めに快く応じていた。
今回のパーティーは主催者のあいさつも、乾杯もなく到着開会というアメリカ方式で行われたが、なかなかスマートだとの評判だった。

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